2013年7月28日日曜日

The Tokyo Improvisers Orchestra 4th Concert

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violin: 島田英明, 横川理彦
flute: Miya
reeds: 鈴木公二, Huw LOYD, 森順治, 山田光, 吉田隆一
trumpet: 金子雄生
trombone: 古池寿浩
guitar: 臼井康浩, 吉本裕美子
bass: カイドーユタカ, 岡本希輔, 谷口圭祐
voice: 蜂谷真紀
percussion: 松本ちはや
drums: 荒井康太, 白石美徳
piano: 荻野都, 照内央晴
dance: 佐渡島明浩

スタッフ: 江田常仁, 宝玉義彦

2013年7月28日(日)
7:00pm 開場 7:30pm 開演

料金:2,000円(予約) 2,500円(当日) 学割1,500円(大学生まで 要学生証提示)

野方区民ホール
http://nicesacademia.jp/facility/nogata.html
西武新宿線野方駅より徒歩3分
中野区野方5-3-1

予約・お問い合わせ: チームカノン
Tel: 03-6804-6675
E-mail: team.can-on@miya-music.com

The Tokyo Improvisers Orchestra Facebook公式サイト
The Tokyo Improvisers Orchestra Facebookページ

指揮者のサインにより即興演奏を行うThe Tokyo Improvisers Orchestraの4回目のコンサート。前回は全員客席に降りて演奏したりする場面もありましたが今回はどうなるでしょうか?

2013年7月15日月曜日

即興コラボレーション

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中里広太 (DJ) ※急病により出演キャンセルになりました
吉本裕美子 (Guitar)
秦真紀子 (Dance)
徳田ガン (Butoh)

宣伝美術/村山恵一郎
協力/早川誠司

2013年7月15日(月) 海の日
4:30pm 開場 5:00pm 開演

料金:前売り1,500円 当日2,000円

キッド・アイラック・アート・ホール 5階ギャラリー
http://www.kidailack.co.jp/
京王線・井の頭線 明大前駅より徒歩2分
世田谷区松原2-43-11
tel:03-3322-5564

プロフィール


中里広太 Nakazato Kouta (DJ)
1983年仙台市生まれ。宮城教育大学で学ぶ。2007年身体表現と映像作家ヒグマ春夫氏との映像がコラボした作品へ、音響として参加した。それ以来、即興で表現することの、楽しさ難しさを体験することで自分の道を模索し始める。その後、ダンス・演劇・映像などとのコラボレーション舞台を数多く経験する。また最近では、ピアノ・サックス・パーカッションなど、音楽家とのライブも行っている。
2008年 鎌倉・円覚寺境内(水と空気の変容展)参加
2009年 越後妻有アートトリエンナーレ2009 参加
2010年 会津漆の芸術祭参加、登米アートトリエンナーレ参加
2011年 2011アート@つちざわ 参加

吉本裕美子 Yoshimoto Yumiko (Guitar)
ロックバンドの活動を経て、2006年よりエレクトリック・ギターの即興演奏を開始。ダンスや朗読、映像との共演のほか、ソロ演奏も行う。2007年よりキッド・アイラック・アート・ホールの年越しイヴェント『除夜舞』参加。
2008年、山田勇男の8ミリ短編映画『白昼夢』の音楽を担当。
2009年、越後妻有アートトリエンナーレのヒグマ春夫パフォーマンス参加。
2010年、ダンスの秦真紀子と共同で公演企画を行うtamatoy project開始。
2012 年、The Tokyo Improvisers Orchestra参加。
近年は現代HEIGHTS、喫茶茶会記など小スペースでの自主公演を数多く企画している。

秦真紀子 Hata Makiko (Dance)
ふわふわ、うにょうにょ、ぐにゅぐにゅ・・・やわらかい身体と独自の言葉で擬音語ダンスを展開中。
丁寧に繊細に動きを淡々と静かに積み上げる、透明感のあるダンスを目指す。
小空間やギャラリーでのソロ公演の他、集団即興パフォーマンス、音楽・映像・詩人など様々なジャンルの表現者とのコラボにも参加。
2010年、ギターの吉本裕美子と共同で公演企画を行うtamatoy project開始。

徳田ガン Tokuda Gan (舞踏行為)
1969年、大学封鎖バリケード内にて安部公房『城塞』を演出する。
その時にW・ブレイク「想像は力である」という言葉が、私を支えた。
その後、及川広信さんが主宰する「アルトー館」にて、演劇やマイムをする。
26歳の夏、「VAV・STUDIO」にて舞踏に出会った。
あれから40年程が過ぎて、現在では、日々時間に拘束される一兵卒だ。
無駄とも思えるあの時間のゆるやかな流れに身をおけたのは、私の宝物だ。

外光が入るキッド5Fのギャラリーで即興コラボレーション。徳田ガンさんの企画です。同日7:30pmから1Fホールでは風巻隆さんとサム・ベネットさんによるライヴもあります。




中里広太さんが急性扁桃炎により39℃の高熱が出てしまったとのことで出演できなくなり、その連絡があったのが当日お昼すぎ。中里さんのサウンドを意識してエフェクターも選定していたのですが、音の担当が急遽一人だけになってしまいました。

最初は秦さんの無音ソロから始まり、わたしと秦真紀子さんのデュオ、わたしのソロ、徳田ガンさんとわたしのデュオ、そして前半の最後はマイクで拾った外の環境音で徳田ガンさんのソロ。もとから外の音をマイクで拾って自分の演奏とミックスすることを考えて用意していたのですが、それが幸いしたと思います。後半は徳田ガンさんと秦真紀子さんの無音デュオから始まり、途中から演奏で加わりました。最後は全員ギャラリーの外のベランダに出て終了。ベランダで演奏する、というのも実は狙っていました。

2013年7月12日金曜日

Friday Night Session - Samuel Dunscombe, 清水博志, 三ツ井嘉子, 吉本裕美子


現代HEIGHTS金曜ライヴ
Friday Night Session

現代音楽の研究・作曲から即興演奏、フィールドレコーディングなど幅広い分野で活躍するサンディエゴ在住のオーストラリア人ミュージシャン、Samuel Dunscombeを中心としたセッション。

Samuel Dunscombe (clarinet) from Australia
清水博志 (percussion)
三ツ井嘉子 (flute)
吉本裕美子 (guitar)

2013年7月12日(金)
7:30pm 開場 8:00pm 開演

チャージ 1,800円 + ドリンク代 500円

現代HEIGHTS
http://gendaiheights.sakura.ne.jp/
小田急線東北沢駅、井の頭線池ノ上駅より徒歩4分
世田谷区北沢1-45-36
tel&fax:03-3469-1659

Samuel Dunscombeさんは現代音楽の研究や作曲などアカデミックな活動と並行して、クラリネットの即興演奏やフィールドレコーディングなど幅広く活躍しています。清水博志さん、三ツ井嘉子さんは即興演奏シーンでも活発に活動されていますが、お二人ともフィールドレコーディングをされているという共通点があります。Samuelさんのソロ演奏、他の出演者を交えた即興セッションを行う予定です。



最初に清水博志さん+三ツ井嘉子さん+わたしのトリオ、次にSamuelさんのソロ。休憩を挟んで最後に全員で演奏しました。先日観たFtarri水道橋店でのSamuelさんのソロはフィールド・レコーディングの音源や指にはめた小さいマイクによるノイズをミックスした音響ぽいアプローチのもの演奏だったのですが、今日は生音オンリー。まるでハウリングのような迫力のある音から循環呼吸によるドローン、繊細な息遣いによる微音から速弾きまで、表情豊かな演奏で音色の多彩さに圧倒されました。特にクラリネットを思い切り天井に向けて水の流れるような音を出していたのはものすごく変わっていて、とてもクラリネットから出ている音とは思えなかったです。

最後のカルテットでの演奏、わたしだけエレクトリックの楽器なのでバランスに気を使いましたが、うまいことメリハリをつけて弾くことができたと思います。全体でとてもいい演奏になったのではないかと。みんな満足して、それにSamuelさんの人柄もとても良くて、4人でずっと話がつきませんでした。我ながら良い人選だったと悦にいっている次第です。

Samuelさんは今年1月から日本語を勉強しているそうで、聞き取りはそこそこOKのようだったし(英語もとてもわかりやすく話してくれるしこちらの下手な英語も辛抱強く聞いてくれる)、現代HEIGHTSの日本語のメニューを見てエビカレーとかハイビスカスティーとか普通に注文もできるレベル。将来日本に住みたいとも話していました。12月にまたバンド編成で来日する計画があるようです。

2013年7月6日土曜日

入間川正美, 大熊ワタル, カイドーユタカ, 吉本裕美子

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入間川正美 (cello)
大熊ワタル (clarinet, etc)
カイドーユタカ (contrabass)
吉本裕美子 (guitar)

2013年7月6日(土)
7:30pm 開場 8:00pm 開演

チャージ 2,000円 (飲食物販売なし・持込可)

Ftarri 水道橋店 (CD/Record Shop)
http://www.ftarri.com/suidobashi/
JR総武線 水道橋駅東口より徒歩5分
都営三田線 水道橋駅A1出口より徒歩3分
丸ノ内線/南北線 後楽園駅1番出口より徒歩8分
丸ノ内線 本郷三丁目駅1番出口より徒歩8分
文京区本郷1-4-11 岡野ビル地下一階(金刀比羅神社の向かいのビル)
Tel.03-6240-0884(午後4~8時/休業日やライヴ時間中除く)
E-mail: info@ftarri.com

出演者プロフィール


入間川正美 IRUMAGAWA Masami (cello)
1989年よりチェロの即興演奏をはじめる。以降、現代美術・実験演劇との共演を重ね、1998年よりソロシリーズ「セロの即興もしくは非越境的独奏」を高田馬場プロト・シアターにて開始、現在に至る。また、同タイトルのCD、CD-Rをリリースしている。2004年演劇ユニットLens(佐藤照+渡部美保)と共にニューヨークに遠征、演劇公演だけでなくソロ演奏も好評を得る。それ以降、国内外の音楽家との共演を重ね、現在、新井陽子とのデュオ、千野秀一・佐々木柾とのトリオ、竹田賢一・原田淳とのトリオなどで新たな可能性を模索している。
http://irusworks.blog15.fc2.com/

大熊ワタル OHKUMA Wataru (clarinet, etc)
80年頃ロックバンドで活動開始、電子楽器、ボーカルなど担当。その後20代半ばでチンドン屋に入門、街頭でクラリネットを修行開始。94年、クラリネット奏者として自己のグループを始動、シカラムータと命名。実験性や即興性、ストリート感覚を活かした音楽性で話題を呼ぶ。並行して「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」など様々なバンド、セッションで参加作品多数。また映画音楽や演劇とのコラボ、エッセイ、論評などの文筆活動など、領域を超えて活動中。
http://www.cicala-mvta.com/

カイドーユタカ KAIDO Yutaka (contrabass)
武蔵野美術大学ModernJazz研究会でベースを始める。松野茂氏(国立音楽大学名誉教授)に師事しコントラバスのクラシック奏法を学ぶ。2008年、2009年と2010年、ドイツに短期滞在しベルリンのライブハウスなどに出演、ドイツのミュージシャンと親交を深める。立花秀輝(as)「AAS」、TRIPLET'S、The Tokyo Improvisers Orchestra、旧橋壮(ts)group、藤川義明(as)group 等の他、ジャズ系のライブ&レコーディングのサポート、即興無伴奏ソロ、ダンス、舞踏、映像作品とのコラボレーションなどを行っている。
http://yaplog.jp/kaido-yutaka/

吉本裕美子 YOSHIMOTO Yumiko (guitar)
ロックバンドの活動を経て、2006年よりエレクトリック・ギターの即興演奏を開始。ダンスや朗読、映像との共演のほか、ソロ演奏も行う。2007年よりキッド・アイラック・アート・ホールの年越しイヴェント『除夜舞』参加。2008年、山田勇男の8mm短編映画『白昼夢』の音楽を担当。2009年、越後妻有アートトリエンナーレのヒグマ春夫パフォーマンス参加。2010年、ダンスの秦真紀子と共同で公演企画を行うtamatoy project開始。2012年、The Tokyo Improvisers Orchestra参加。近年は現代HEIGHTS、喫茶茶会記など小スペースでの自主公演を数多く企画している。
http://yoshimotoyumiko.blogspot.com/

今年1月、インプロヴァイザーズネットワークのサウンドチェックのとき、入間川さんと大熊さんの共演がとても意外性があっておもしろかったので、お二人のデュオをじっくり聴いてみたいという動機で企画しました。わたしは、これも密かな念願だったカイドーユタカさんとのデュオ。最後に4人でのセッションも予定しています。



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最初にカイドーユタカさんとわたしのデュオ(約40分)、次に入間川正美さんと大熊ワタルさんのデュオ(約40分)、最後に全員で約15分の即興演奏をしました。上記の写真は最後の全員のセッション。みわぞうさん(CICALA-MVTA ちんどん太鼓)にわたしの携帯で撮影していただきました。ありがとうございます。

カイドーさんとのデュオ、完全燃焼とまではいかない共演だったかもしれませんが、お互いに相手の音に敬意を持って丁寧に演奏を紡ぎあうことができたと思います。カイドーさんの演奏はもちろん、お人柄もとてもすばらしいです。是非また共演したいです。

チェロとクラリネットの音は相性が良いのでしょうか、入間川さんと大熊さんのデュオ、思ったとおりのすばらしさでした。お二人の醸し出す雰囲気はむしろ正反対といっても良いぐらいなのですが。でも大熊さんの勢いのある演奏に応えて入間川さんがどこかユーモラスさを感じさせる滑らかな演奏をしたり、また入間川さんが弦をギイギイさせる物音に大熊さんがパーカッションやヴォイスで応酬したり。とても面白くてサウンドチェックのときから聴き入ってしまいました。本番のとき、40分と言わずもっと聴いていたいぐらいでした。

真夜中の振り子 2

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喫茶茶会記 深夜廟
地下水脈をさぐる振り子のように茶会記の夜に漂う気配を掬い取る一人即興演奏会「真夜中の振り子」

吉本裕美子 (guitar) ソロ

2013年7月5日(金) 深夜(土曜朝) 26:00~28:00

料金 2,000円 (1ドリンク付き)

綜合藝術茶房 喫茶茶会記
http://sakaiki.modalbeats.com/
地下鉄丸ノ内線 四谷三丁目駅 1番出口より徒歩3分
新宿区大京町2-4 1F
03-3351-7904 (営業時間のみ応対可)
sakaiki@modalbeats.com

喫茶茶会記の「深夜廟」、今年3月に続いて2回目の深夜ソロです。前回は50分×2セット演奏しました。最初から最後までクオリティを保つことは並大抵のことではありませんが、少しでも理想に近づきたいと思います。