2012年5月5日土曜日

noise, dance


山口正顯 (sax) + 渡辺昭司 (dr) + 菖蒲谷徹 (pf)
吉本裕美子 (ギター) + 中西晶大 (ダンス)
西口夫妻 (朗読劇)「はじめの呼吸とおしまいの呼吸」
菖蒲谷徹 (pf) + 橋本英樹 (tp) + 若林一也 (as)

2012年5月5日(土)
4:30pm開場 5:00pm開演 (終演9:00pm頃)
1,500円
※飲み物持ち込み可
※会場内禁煙

不思議地底窟 青の奇蹟
地図 http://www.organvital.com/aonokiseki/map.gif
京王線・東急世田谷線 下高井戸駅下車東口より30秒
シネマ通り 下高井戸シネマ手前 居酒屋「ちえ」の並びの「きくや」の地下
世田谷区松原3-28-12 B1F
Tel&Fax:03-3324-5834

作曲家・ピアニストの菖蒲谷徹さんの企画にお招きいただきました。わたしが住んでいる最寄駅、下高井戸でのライヴは初めてです。
中西晶大(なかにしまさひろ)さんとの共演は2010年4月以来の2度目になりますが、今回持ち時間を約1時間(入れ替え時間込み)もいただいていて、非常に濃密なことになりそうです。出番は6時半以降の予定です。



不思議地底窟 青の奇蹟」はオルガンヴィトーという劇団が運営しているのですが、いかにも演劇の方が作ったらしい手作り感のある素敵なスペース。ここでの催し物に足を運んだこともあるし、以前は公演のないときに居酒屋営業していたのでチラシを置かせていただくために寄ることもありました。現在は稽古場含め多目的の貸しスペースとして運営しているようで、最近はどおりで前を通っても何もやっていなさそうな様子のことが多いです。

今日ライヴのために何年かぶりに足を踏み入れたら、なんと50センチ以上ぐらいの高さのステージがしつらえてありました。ステージは中西さんに踊ってもらうのにはむしろ手狭で、「下で演奏しますか?」とも言われたのだけれど、せっかくなのでわたしも壇上で演奏することに。途中変化をつけるために、多少ステージ上で位置を変えながら演奏したりしました。そのせいで集中力を欠いた演奏にならざるを得ない部分もあるのだけれど、中西さんとの共演ならあまりシリアスになりすぎるよりも、そういう自然体でちょうど良かったと思っています。

それにしても4組も出るのに持ち時間1時間というのは長い。入れ替え時間があるから正味50分ぐらいでしたが、今回はエレクトリック・ギター1本だけで通しました。弾くことなくなったらどうしようと思って、ドアチャイムや小物パーカッションも用意していたんだけれど、結局使わなかったです。最後は中西さんがわたしのケーブルをひっぱってギターから抜いて終了。実はまだもうちょっと演奏できそう、って思っていたのだけれど、時間的にもちょうど良いタイミングだったです。中西さん、ステージから一旦降りて観客に絡んでいると思ったら、あと時間がどれぐらいか菖蒲谷さんに尋ねていたみたい。

他の出演者は、最初の山口さんのグループが即興、西口さんご夫妻は台本を読みながらの朗読劇、最後の菖蒲谷さんのグループは普段即興もやるようですが今日は全部曲の演奏。企画者の菖蒲谷さんと共演者の中西さん以外全員初対面でしたが、他のグループの演目から打ち上げにいたるまで楽しく過ごしました。こんなにちゃんと打ちあがったのは久しぶりかも(いつも荷物が多すぎたり時間がなかったりして終わったあとも気が抜けないのです)。打ち上げはそのまま会場で行われたのですが、食べ物もおいしくお店の方も暖かくて本当によかったです。地元でのライヴっていいものだなぁとつくづく思いました。