ダニエル・フィシュキン Daniel Fishkin (daxophone) from USA + 筒井響子 (daxophone) + 吉本裕美子 (daxophone)
鈴木學 (hand-made electronic) + 阿部真武 (bass)
2025年5月28日(水)
7:00pm 開場 7:30pm 開演
チャージ 2,500円 + ドリンク
江古田Cafe FLYING TEAPOT
https://flyingteapot1997.wixsite.com/ekoda-flying-teapot
西武池袋線江古田駅北口より徒歩3分
有楽町線新桜台駅2番出口より徒歩5分
都営大江戸線新江古田駅A2出口より徒歩10分
東京都練馬区栄町27-7 榎本ビルB1
Tel: 03-5999-7971
E-mail: flyingteapot1997@yahoo.co.jp
※店内禁煙
出演者プロフィール
ダニエル・フィシュキン Daniel Fishkin
作曲家、サウンドアーティスト、楽器製作者。「音楽」に対しての相反する感情や自身の耳鳴りの経験を基に創作活動をおこなう。作曲家マリアンヌ・アマチャーとマルチ楽器奏者マーク・スチュワートに師事。モジュラー・シンセサイザーのソリストとしてアメリカ交響楽団と共演。廃墟と化したコンサートホールでサウンド・インスタレーションを展開したり、アンダーグラウンドのパンクショウで演奏する。
ライフワークである耳鳴りに触発された音響インスタレーションについてのインタビューが国際的な科学ジャーナル『Nature』に掲載され(2014年)、ドイツの耳鳴り・聴覚障害の治療を研究する財団「Tinnitus and Hearing Charite」より協力者として「耳鳴り大使」の称号を授与される。
ダクソフォン考案者であるハンス・ライヒェルより楽器製作の指導を受ける。製作したダクソフォンはカナダ、カリフォルニア、ノルウェー、ドイツ、フランス、日本、カザフスタン、オーストラリアの奏者によって演奏されている。
ウェズリアン大学で作曲の修士号を取得、バード大学とクーパー・ユニオンで楽器デザインと電子音楽の講義を担当。現在、ヴァージニア大学で作曲とコンピュータ音楽の博士号取得を目指している。
https://dfiction.com/
筒井響子 Kyoko Tsutsui
大館市生まれ、名古屋市出身。ドイツの音楽家・デザイナー Hans Reichel が発明した新楽器、ダクソフォンを演奏する。2021年、岡田利規 作・演出、内橋和久 音楽監督による『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』に、現代能における囃子方として参加。ダクソフォンによるソロアルバム『ey!』をリリース。
sugarmountain(modular synth, vo.)とのデュオ「NARCO」、田辺舞(dance)、3CHI5(voice)とのトリオ「化ける身」としても活動中。人間対象の音楽だけではなく、神楽や生物の会話に関心がある。木が生きていた痕跡である細胞壁を弾き、音を響かせることに楽しさを感じている。
https://kyokotsutsui.com/
吉本裕美子 Yumiko Yoshimoto
東京生まれ。ロックバンドの活動を経て、2006年より越後妻有アートトリエンナーレのヒグマ春夫パフォーマンスへの参加をきっかけに即興演奏を開始。エレクトリック・ギターの他、故ハンス・ライヒェル考案の楽器ダクソフォンも演奏。
Water Tower Art Fest 2016(ブルガリア)他、国内外で演奏。ダンスや映像、朗読など他ジャンルとの共演も多い。山田勇男『白昼夢』他、山崎幹夫、寺嶋真里の実験映画に音楽提供。
リトアニアの音楽家とのトリオCD「Yoshimoto/Griciute/Mikalkenas」(Sculdubuldu/2016年)、狩俣道夫とのデュオCD「bugs cry what」(jigen-020/2019年)リリース。
https://yoshimotoyumiko.blogspot.com/
鈴木學 Manabu Suzuki
2000年、エレクトロニクス技術を用いた自作楽器等の設計制作、それを使った即興演奏等の活動を開始。
アナログ発振器、デジタル音源、マイコン、MIDI、無線機器、映像信号を応用した作品を制作。
音楽家からの受託制作も行う。
阿部真武 Masatake Abe
ベーシスト。1993年生まれ、福島県出身。
2017年頃より自身のジャズバンドを組み活動、また2018年頃より即興演奏の活動を始める。都内を中心に活動中。
https://lit.link/masatakeabe
昨年3月に続き米国ダクソフォン奏者/楽器製作者ダニエル・フィシュキンさんが来日します。昨年もおこなった愛知県の筒井響子さんを含むダクソフォン奏者3名でのトリオ、そして対バンには自作エレクトロニクスの鈴木學さん(今井和雄トリオ 他)と即興からジャズまで数多くのユニットで活躍するベーシスト阿部真武さんのデュオが出演します。鈴木學さんと阿部真武さんは初共演ですが、鈴木學さんがあまり面識がないけれど是非共演してみたいとのことで阿部真武さんを誘ってくださいました。