2024年3月25日月曜日

ふかふかな土

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ダニエル・フィシュキン Daniel Fishkin (daxophone) from USA + 吉本裕美子 (daxophone) + 筒井響子 (daxophone)
西原尚 Nao NISHIHARA (sound performance)
kacous limba (一樂誉志幸) (kalimba)

※木幡東介 (マリア観音, 森林限界) 切り絵個展「抵抗の民藝 -終わりなき贖罪-」開催中

2024年3月25日(月)
7:00pm 開場 7:30pm 開演
チャージ 2,800円 + ドリンク

Oriental Force
https://oriental-force.com/
JR高円寺駅南口より徒歩8分
丸の内線新高円寺駅2番出口より徒歩12分
東京都杉並区高円寺南3-48-6 第8日東ビル 地下一階 (101) ※階段降りて右を向いて左手
E-mail: info@oriental-force.com

※店内喫煙可

出演者プロフィール

Daniel Fishkin ダニエル・フィシュキン
作曲家、サウンドアーティスト、楽器製作者。「音楽」に対しての相反する感情や自身の耳鳴りの経験を基に創作活動をおこなう。作曲家マリアンヌ・アマチャーとマルチ楽器奏者マーク・スチュワートに師事。モジュラー・シンセサイザーのソリストとしてアメリカ交響楽団と共演。廃墟と化したコンサートホールでサウンド・インスタレーションを展開したり、アンダーグラウンドのパンクショウで演奏する。ライフワークである耳鳴りに触発された音響インスタレーションについてのインタビューが国際的な科学ジャーナル『Nature』に掲載され(2014年)、ドイツの耳鳴り・聴覚障害の治療を研究する財団「Tinnitus and Hearing Charite」より協力者として「耳鳴り大使」の称号を授与される。ダクソフォン考案者であるハンス・ライヒェルより楽器製作の指導を受ける。製作したダクソフォンはカナダ、カリフォルニア、ノルウェー、ドイツ、フランス、日本、カザフスタン、オーストラリアの奏者によって演奏されている。ウェズリアン大学で作曲の修士号を取得し、バード大学とクーパー・ユニオンで楽器デザインと電子音楽の講義を担当。現在、ヴァージニア大学で作曲とコンピュータ音楽の博士号取得を目指している。
http://dfiction.com/

西原尚 Nao NISHIHARA
アーティスト・実践者として、サウンドアートやパフォーマンスなど「音」にまつわる表現活動を行う。音を鳴らすために必要な、身体と物と空間に関心がある。知らない人と会い、知らない文化や習慣に触れるために、国内外で展示やパフォーマンスをする。参加した展覧会・パフォーマンスに「Cyland Festival」(アルメニア、2023)、「熱海未来音楽祭」(熱海、2023、2022)、「路上の身体祭典H!」(ソケリッサ、横浜、2022)、「エキシビジョン・カッティングス」(エルメス フォーラム、2021)、「Double Infinity Phill Niblock 88」(オンライン、2021)などがある。『サウンドアート』(アラン・リクト著、木幡和枝と荏開津広と共訳、2010)と『ミュージック』(H.U.オブリスト著、内山史子、他と共訳、2015)の出版物があり、恩田晃と共にCD「荒野へと」(ftarri、2020)をリリース。
http://nishiharanao.blogspot.com/

kacous limba
一樂誉志幸のソロプロジェクト。
オーダーメイドkalimbaを使用し、従来のKalimba奏法とは少し異なった方法で、他の楽器と組み合わせての演奏やエフェクターなども使用してオリジナル曲を演奏する。ジャグラーの目黒陽介とのduo、マリンバ・ビブラフォン奏者 影山朋子とのduoなど、その他KILLER-BONGと河村康輔とコラボレーションしたり、多方面で精力的に活動中。
https://www.instagram.com/kacouslimba/

吉本裕美子 Yumiko Yoshimoto (guitar, daxophone)
東京生まれ。ロックバンドの活動を経て、2006年より越後妻有アートトリエンナーレのヒグマ春夫パフォーマンスへの参加をきっかけに即興演奏を開始。エレクトリック・ギターの他、近年は故ハンス・ライヒェル考案の楽器ダクソフォンも演奏している。Water Tower Art Fest 2016(ブルガリア)他、国内外で演奏。ダンスや映像、朗読など他ジャンルとの共演も多い。『白昼夢』(山田勇男/8ミリ/2008年)他の実験映画に音楽を提供。リトアニアのミュージシャンとのトリオCD「Yoshimoto/Griciute/Mikalkenas」(Sculdubuldu/2016年)、狩俣道夫とのデュオCD「bugs cry what」(jigen-020/2019年)リリース。ホイミ、YAOTOMEなどのユニットで活動。
https://yoshimotoyumiko.blogspot.com/

筒井響子 Kyoko Tsutsui
名古屋出身。ブラジル音楽や即興演奏、神楽の影響を受け、2007年「NARCO」を結成。2015年 内橋和久に師事してHans Reichelが発明した新楽器Daxophoneに取り組み始める。2016年 ソロ演奏活動をスタート。2021年『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』に現代能における囃子方として出演。ダクソフォンによるソロアルバム「ey!」リリース。 2022年には田辺舞(dance)、3CHI5(voice)と共に新たなユニット「化ける身」を結成。「オカザえもんと楽器をつくろう」講師なども務める。
https://kyokotsutsui.com/

米ダクソフォン製作/奏者ダニエル・フィシュキンさん、愛知県在住ダクソフォン奏者の筒井響子さんとのトリオで演奏します。国内外の展覧会やパフォーマンス・イヴェントへの参加歴多数のサウンド・アーティスト西原尚さん、オーダーメイドkalimbaを演奏する一樂誉志幸さんのプロジェクトkacous limbaの豪華3組によるライヴです。