2014年7月11日金曜日

YOSHIMOTO Yumiko + Gailė Griciūtė + Tadas Petkevičius-Grajauskas + Arnas Mikalkenas

YOSHIMOTO Yumiko (guitar)
Gailė Griciūtė (piano)
Tadas Petkevičius-Grajauskas (guitar)
Arnas Mikalkenas (drums)

Friday 11th July 2014
6:00pm start
Charge Free

VDU teatras
S. Daukanto g. 27, LT-44249, Kaunas, Lithuania

リトアニアの2番目に大きい都市、カウナスでのライヴ。わたし以外は全員カウナス在住のミュージシャンです。Gailėさんについてはヴィリニュスでのライヴのエントリーで触れましたが、Arnasさんはカウナスの大学で教えていて、Tadasさんの先生であるようです。ドラムスのArnasさんは昨年来日したリューダス・モツクーナスさんにジャズピアノを習ったとのこと(リューダスさんはサキソフォン奏者なのですが)。Arnasさんは即興ではアコーディオンを弾くこともあるようですが、今回はドラムスのみでした。

会場は100人以上入りそうな大学の施設の劇場で、Arnasさんのつてで借りることができたようです。いわゆるヨーロッパの雰囲気のある建物というのではないのですが、真っ黒の内装で天井には照明用の単管が縦横にはりめぐらされている機能的なスペース。Gailėさんにはキッドアイラックアートホールみたいな感じ、と聴いていたのですが、キッドアイラックアートホールの4倍ぐらいの広さはあります。Arnasさんは、「7月は学校が休みで学生がほとんどいないのであまり客が入らなかった」となげいていましたが、それでも20人ぐらいのお客さんに観ていただくことができました。

ところどころ間を置きつつ、休憩なし1時間ぐらいカルテットで演奏。ArnasさんとTadasさんはどちらかというとフリージャズのミュージシャンで、かなりアグレッシヴな演奏を好むようですが、そうするとGailėさんのピアノの音が聴こえなくなってしまうという問題はありました。また、会う前にはTadasさんはベースを弾くと聴いていたので、ギター2人という編成が難しいとも感じました。しかしそのことも事前に率直に伝えた上で変化の大きいダイナミズムのある演奏ができたから、良かったと思っています。お客さんからは、ものすごく小さい音で演奏したり、逆に盛り上がったり、そのタイミングはどのようにして生まれるのかという質問を受けました。語学力がなくてあまり要領のよい返答はできませんでしたが…。

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